「リスボンに誘われて」についてのレビュー

ジェレミー・アイアンズ、メラニー・ロラン、ブルーノ・ガンツ、シャーロット・ランプリングにクリストファー・リー、さらにはトム・コートネイと、気づけばオールスター映画だ。
スイスのベルンから物語が始まる。
河に身投げをしようとした女を助けた、高校教師が主人公。
助けた女が持っていた一冊の本と、そこに挟まっていた切符に誘われるようにして、教師は大陸横断の長距離列車に飛び乗った。
列車での一夜が明けると、そこは陰鬱なベルンとはうってかわって、暖かい陽光が降り注ぐリスボンの街だった。
本に導かれリスボンの街をさまよいながら、ポルトガルの悲しい歴史に振り回された男たちと女たちに出会う。
教師の出現によって、男たちと女たちは各自が封印していた過去とようやく向き合うことになる。
そして、リスボンの旅は、孤独だった教師に新しい生き方をプレゼントした。
文学的すぎて、よく理解できないセリフがあるものの、心地よい感動、余韻にひたることができた。
佳作。

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